自転車の事故の増加に伴い、安全を守るため、2023年4月から年齢関係なく自転車利用者の全ての人にヘルメットの着用を「努力義務化」されることになりました。
2008年に実施された改正道交法により、13歳未満の子どもについては、保護者に「被らせるように努力義務」が定められていますが、対象が拡大される事になりますね。
【被り方】自転車ヘルメットの使い方は?
ヘルメットは正しく被らないと、効果を発揮しません。
・前から深く被る
・ストラップでヘルメットをしっかり頭に密着させて調整する
密着させず緩いままでいると、衝撃を吸収してもらえず着用の意味がなくなってしまいます。頭部を守ることが重要です
自転車ヘルメット何のためにあるのか?をしっかり考え、ヘルメットの正しい付け方を心がけましょう?

自転車のヘルメットはなんでも いい?
ヘルメットにも様々な種類がありますが、自転車専用のものを購入しましょう。
自転車車用のヘルメットは外側はポリカーボネイト樹脂等、内側は発砲スチロールとなっています。しっかり衝撃吸収してくれるものを選択しましょう。
ヘルメットを着用することにより死亡リスクは4分の1に抑えられるそうです。リスクを減らすためにもきちんとした物を着用しましょう。
落下させて軽いヒビが入ったものも充分に衝撃を吸収してくれなくなり効果が半減するので、「使えるのにもったいない」という気持ちはあるでしょうが新しく購入し直すことをお勧めします。
自転車ヘルメット 違反点数はある?
条例第11条「乗車用ヘルメットの着用」
第13条「自転車損害賠償責任保険等への加入」
上記には、罰則が設けられていません。
違反しても刑罰はなく違反点数や反則金はありません。
ヘルメット着用と保険加入は「努力義務」となっています(2022年12月)
自転車のヘルメットをなぜかぶらないの?
道路交通法で子どもの「13歳未満の子ども」へ保護者に着用させる努力義務が定められていることから小さなお子さんがヘルメットを被っている姿は当たり前になっています。
しかし、大人のヘルメット着用はまだまだ見かけることは少ないですよね。その理由とは……。
「着用が面倒」「義務化されていない」「必要を感じていない」が主な理由です。
特に女性にとっては髪をセットしてもヘルメットを被る事によって、乱れてしまうのも大きな理由のようです

髪を縛っている人だとドルフィンヘルメットが良いそうですよ。
後ろに窪みがあるから縛ったまま被ることができます
盗難が心配そんな時は
自転車に安心して置いておけるヘルメットホルダーがあります。
持ち運びは嫌だけど、盗難が心配な場合はこちらがお勧めです。

持ち運びに便利「折り畳みヘルメット」
折りたたみヘルメットというものがあるのはご存知ですか?
オンラインの他、「ワークマン」やホームセンターの「コメリ」、「カインズ」でも販売しているようです。とはいえ、店舗によるとは思いますのでご確認ください。
ヘルメットは外観などに異常がない場合でも、使用開始より3年以内〜5年以内に買い換えするのが良いようです。